Lalumiere Norihisa Matsunaga — Tailor

Fabric & Craft

生地と仕立て

いい生地が、そのままいい一着になるわけではありません。
用途と仕様が噛み合ってはじめて、生地は本領を出します。

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Fabric

生地について

英国のミルが得意とする張りのある梳毛地から、イタリアのミルの柔らかな風合いのものまで、 通年で扱えるバンチを常備しています。目付(重さ)と織り方は、着る季節よりもまず 「その方の移動時間と室内環境」から決めるようにしています。

目の詰まった梳毛地
Worsted

梳毛(そもう)

目が詰まり、表面が滑らかな定番。シワが戻りやすく、ビジネスの主力になります。280〜320g前後を通年、240g前後を盛夏用にご用意しています。

起毛した紡毛地
Woollen

紡毛(ぼうもう)

フランネルやツイードなど、起毛して空気を含ませたもの。暖かく、体の線を拾いすぎないのが利点です。秋冬のジャケットやコートに。

麻の生地の質感
Summer

麻・混紡

リネン、コットン、シルク混。シワを味として楽しめる方に。裏地を省いた仕立てと組み合わせると、盛夏でも一日着ていられます。

仕立ての手仕事

Craft

表から見えない部分の話。

ジャケットの胸まわりには芯地が入っています。表地に接着するか、毛芯を縫い留めるかで、 着心地も、五年後の姿も変わります。接着芯が悪いわけではありません。 用途と予算に対して、どちらが釣り合うかという話です。

袖の付け方、肩のいせ込み量、裏地の遊び、縫い代の残し方。 仕様は選べますが、選ぶ理由は必ずお伝えします。 「なんとなく上位グレード」でお勧めすることはしません。

芯地
接着芯/半毛芯/フル毛芯からお選びいただけます。着用頻度が高く長く使う一着ほど、毛芯の効果が出ます。
肩・袖付け
手縫いの袖付けは、腕を上げたときの追従性が違います。デスクワーク中心か、外回りが多いかで判断します。
裏地
キュプラを基本に、総裏/背抜き/半裏/アンコン(裏なし)。夏の一着は、裏地の選択が体感温度を大きく変えます。
ボタン
水牛・ナット・貝など。色を生地に寄せるか、あえて外すかで印象が変わります。予備は必ずお付けします。
ディテール
ラペル幅、ゴージの高さ、ポケットの形、ベント、パンツの股上・タック・裾仕様まで、一点ずつご指定いただけます。
ネーム
裏地の内側にお名前と仕立ての年月をお入れします(ご希望の場合)。

Items

お取り扱い

オーダースーツ

スーツ

シングル/ダブル、2ピース・3ピース。ビジネスからフォーマルまで。

ジャケット

ジャケット・スラックス

単品でのご依頼も。手持ちのボトムに合わせた設計も承ります。

コート

コート

チェスター、バルマカーン、ステンカラー。上に羽織る分の設計が要点です。

ドレスシャツ

シャツ

襟型・カフス・前立てをお選びいただけます。ジャケットとの相性を見て決めます。

ウエストコート

ウエストコート

スーツと同布でも、別布でも。一枚あると着回しの幅が広がります。

フォーマルの装い

フォーマル

礼服、慶弔用。着る回数が少ないからこそ、寸法を合わせておく意味があります。

Reservation

生地は、実物でご覧ください。

色も風合いも、画面では正確に伝わりません。サロンでバンチをご覧いただけます。